最後の月へ。
その日は、


市総体で、私は真ん中にいる。


深呼吸してから一球目を投げる。


ストライク。


その時から、私は何か異変を感じていた。


そして、終盤に近づくにつれ


意識がもうろうとして着て


最後の一球をなげたところから


わたしには、記憶がない。

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