最後の月へ。
いつのまにか、放課後になっていた。


わたしは、急いで帰ろうと


立ち上がろうとした。


だけど、少しくらくらして


うまく立ち上がれない。


それを近くにいた澤田くんが


立ち上がらせてくれた。


『ありがとう。』


そういうと、澤田くんは


「いいえ。家までお送りします。」


そう言ってわらってくれた。

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