最後の月へ。
〜天佑 side〜


俺は南のことを


少しだけ知った。


涙ながらもちゃんと話してくれた。


そして、今では彼女だ。


おれは、最後まで南を守る。


一緒にいる。


そんなことを考えながら


屋上の空を見上げていた。


今日も空は蒼く澄んでいて


気持ちよかった。


そこに、誰か知らない人が


いや、見覚えは少しあるやつが入ってきた。
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