最後の月へ。
そう思って、


澤田くんの方に


踏み出した。


そして、まだ500mは


離れているだろう場所から


澤田くんは


私に気づいたようで、


周りの女の子たちをかき分けて


こっちに向かって走ってきてくれた。
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