最後の月へ。
「澤田くんの言う通り


澤田くんを私と一緒にいることで


傷つけたくない。


澤田くんの笑った顔が見られなくなるくらい


暗い顔をさせてしまう私がきっといる。


迷惑をかけたくない。


悲しんで欲しくない。


結婚だって種村くんとならいつだって嬉しい。


だけど、わたしは..........」


そういったところで


澤田くんが私を抱きしめてくれた。
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