俺だけのお嬢様
「じゃあさ、これから毎日、その公園に行ってみたら?同じ時間ぐらいに」
「...うーん...」
「会いたいんでしょ?もう一回」
「うん....でも相手はサラリーマンだよ?あんまり公園に立ち寄らない気が...」
「まあそうだけど、行ってみるに限る!でしょ?」
「...うん、そうだよ...!私行ってみる!」
「よしっ!がんばってね!」
「うん!ありがと蘭!大好きっ!」
その日の放課後から、私は学校の帰りに毎日公園に通っていた。