俺だけのお嬢様
「またお見合いだったりしてー」




「おばさんもこりないね〜」




「ちょっと蘭さん、なんでそんなにおもしろいとでも言うような顔してるんですか・・・?」





「えー!? おもしろいの他になにがあるの?」



.......



「だってさー、亜梨沙のお見合い相手、毎回、チビ、デブ、のバーコードおじさんじゃん!
あーー ウケる!」






蘭はお腹を抱え笑っている








「もおー そんなに笑わなくてもー」








「ははっ! ごめんごめん、亜梨沙は普通の恋がしたいんでしょ?」








「うん...」





「そういえばこの間一目惚れしたって言ってた人は?どうなった?」






「うん...あれから会えてないんだよね..名前も知らないしさ...」





「亜利沙! っんもうっ! ほんとにかわいい! 今でも毎日出会った公園に行ってるんでしょう?」



「....うん....//」








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