狼くんは発情期


それから数分…いやほんとは数秒だったかもしれない。

二人の口が離れた。


「…はぁ…はぁ…」


「ひみ、疲れすぎ」


ゆうくんは余裕な笑顔をみせる。


ゆうくんは大人なんだなぁ。


同級生ながらもなんていうか…


さ、さっきのキ…ス…も大人だったな///


「なにエロいこと考えてるの?」

ゆうくんはまた笑ってる。

「ふぇっ?か、考えてないよ!」

私は必死で動揺を隠すけど…


「ひみ、動揺しすぎ…顔赤いよ?」


んぅー。もうゆうくんはかっこよすぎるんだから!


「あっ、あかくない!見ないでよっ」


「ふーん……くっ」

ゆうくんは笑ってる…ん?

「ゆ、ゆうくんどうしたの?急に」


「だっ、だって…くっ…」

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