【短】君に贈る

「ずっと好きでした。あたしともう1度、付き合ってください。」



もう気持ちを押さえられなかった。ダメだなんてことは分かってる。それでも……それでも、あたしの気持ちを伝えたかった。


「それ、本気で言ってる?」

「うん、本気。」

「そっか…。」























あなたはいきなり頭を深く下げた。


「ごめん。」


―あぁやっぱり…………。