月夜の晩に~紅に染まる色~



あ…ヤバい。意識が消える……



そう思った時だった。


ボキボキボキ



と骨が折れるような音がした。



と同時に、


「うわあぁぁぁぁ!!!!!」




男達の叫び声が、今俺のいる倉庫に響いた。




「あの……なにやってるんですか。」




「なにやってるって……血ぃ流して死にかけてるんだよ。


見てわかるだろ。」



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