月夜の晩に~紅に染まる色~
「……まぁ、そう言うことでいいです。」
「ふーん…でさ、この状況の俺を助けてくれないわけ?」
そう言いながら自分の血を紅夜に見せた。
「もう、助けてあげましたよ。
痛くないでしょ?」
あ…そう言えばさっきから痛くない。
血も止まってるし。
「え?もしかして魔法つ「なにメルヘンなこと言ってるんですか。
魔法使いなんているわけ無いじゃないですか。」
「そうだよねー
血なんて勝手に止まるよねー
あははは……」
じゃあ…そこら辺で倒れてる骨剥き出しの男らしき肉は、なんだよ。