Profession of the first and the last
僕は、
この変な症状から解放される日がくるのかな?
もし、元に戻らないとしても、
みんなだけは覚えていたい。
他のことは忘れちゃっても、
みんなだけは忘れたくないんだよ。
だから、こうして残したんだ。
忘れたくないって、そう思えたから。
だから僕は、残したかった。
いつでも、ふとしたときに思い出せるように。
僕が、覚えていられるように・・・。
*
今日は、みんなが遊びにきてくれる日。
1人は呼べなかったけど、
3人が遊びに来てくれる日。
夜、忘れることを恐れて寝るのが怖い僕は今、
こうして一人、書き綴ってるよ。
僕はあと数日でここを離れて上京してしまうけど、
みんなは変わらず、僕の傍にいてくれるかな?
僕がたとえ忘れていたとしても、
手を離さずに、いてくれるだろうか。
こうして僕の本当の話を知った今、
前と変わらない笑顔を向けてくれるだろうか。
僕は不安でいっぱいでたまらないけど、
大好きなみんなを信じてる。