Profession of the first and the last




僕は、
この変な症状から解放される日がくるのかな?


もし、元に戻らないとしても、
みんなだけは覚えていたい。



他のことは忘れちゃっても、
みんなだけは忘れたくないんだよ。






だから、こうして残したんだ。






忘れたくないって、そう思えたから。




だから僕は、残したかった。






いつでも、ふとしたときに思い出せるように。





僕が、覚えていられるように・・・。





















今日は、みんなが遊びにきてくれる日。



1人は呼べなかったけど、
3人が遊びに来てくれる日。



夜、忘れることを恐れて寝るのが怖い僕は今、
こうして一人、書き綴ってるよ。




僕はあと数日でここを離れて上京してしまうけど、



みんなは変わらず、僕の傍にいてくれるかな?






僕がたとえ忘れていたとしても、
手を離さずに、いてくれるだろうか。





こうして僕の本当の話を知った今、
前と変わらない笑顔を向けてくれるだろうか。







僕は不安でいっぱいでたまらないけど、
大好きなみんなを信じてる。








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