女達の戯言
江藤さんはかなりのマイペースで
それはお嬢育ちが故なのか
男兄弟の紅一点である
存在故なのか。
一体、何なのか……。
一緒に仕事をしていた時も
そのマイペースっぷりに
困らされた事も多々ある。
バックヤードから
売り場に入ってきて
お客様通路で
ペットボトルに入ったお茶を
飲みながら歩いていたと言う江藤さん。
フロアマネージャーに
しっかり指導するようにと
私が怒られたりもした。
私が
「お客様通路で
飲みながら歩くのは不味いですよ。」
と、注意したら
「つい、うっかりごめんなさいね。
立ち止まって飲めば良かったかしらね。」
「・・・・・」
他にも
「なんで?」
と言ったことを結構な率で
やってしまう江藤さん。
正直、一緒に働いていて
イライラすることもあった。
けれど
不思議と嫌いにはならなかった。
自分でも分からないけど
嫌いにはなれなかったんだ。
それはお嬢育ちが故なのか
男兄弟の紅一点である
存在故なのか。
一体、何なのか……。
一緒に仕事をしていた時も
そのマイペースっぷりに
困らされた事も多々ある。
バックヤードから
売り場に入ってきて
お客様通路で
ペットボトルに入ったお茶を
飲みながら歩いていたと言う江藤さん。
フロアマネージャーに
しっかり指導するようにと
私が怒られたりもした。
私が
「お客様通路で
飲みながら歩くのは不味いですよ。」
と、注意したら
「つい、うっかりごめんなさいね。
立ち止まって飲めば良かったかしらね。」
「・・・・・」
他にも
「なんで?」
と言ったことを結構な率で
やってしまう江藤さん。
正直、一緒に働いていて
イライラすることもあった。
けれど
不思議と嫌いにはならなかった。
自分でも分からないけど
嫌いにはなれなかったんだ。