女達の戯言
あとがき、もしくは戯言。
皆さん、最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。


こちらはですね、以前に書いていた女シリーズと言うのがありまして、当時、全部で10作品書きました。


その後、半分の五作品を削除しまして、残っていた五作品を手直しし、新たに新作も加えてこの度、一つの短編集の様にまとめさせて頂きました。


以前に書いたものは前半の五作品ですね。一番気に入ってるのは【譲る女】かなぁ。


自分で言うのもなんですが、落語的なオチと言いますか、ちょっとした小咄的なのが気に入ってます。


新たに書き足したものの中では、【江藤さん……】もかなり気にいってるのですが、【用意周到な女】かなぁ。ちょっとイッチャッテる感出したかったんですけど、どうでしょうか。


ちなみに江藤さんは実話、ノンフィクションです。履歴書に紅葉バックの証明写真とか震えましたよ。実に面白い方です。が、同時に尊敬出来ます。


ラストの【猫を追いかける女】はある作家さんが、つい最近書いた短編にレビューをくださり、そのレビューにどこかの漫画のように猫を追いかける話かと思ったとあったので、なら、そういう話、書きましょと勢いだけで書きました。


ええ、モチーフはもちろん、あの国民的アニメの主人公、いや、ヒロインです。


まさにクィーン オブ おっちょこちょい!


さらっと読んで頂けたらなと。


タイトルにある戯言ってふざけた事とかって意味ありますよね。


ここに出てくる女の人達は、みな、一見、ふざけてます。


だけど、彼女達はどこまでも真面目にちゃんとふざけてます。


やたらと結びたがる女。
譲りたがる女。
押したがる女。
粋な女。
準備に抜かりない女。
恋を待ち望む女……


他にも色んな形でふざけた、真面目にふざけた女たちを書いております。


女性の数だけ、色んな女の人が世の中にはいると思います。


みんな、それぞれ必ずや良い女であると私は思います。


ただ、それを上手く出せるか出せないかっていうだけで……。


是非、皆さんも皆さんの周りにいる女性達を少し変わった角度から見ていただけたらなと、願います。


きっと、新しい発見、もしくは新しい出会いがある?かも?


一旦、完結しますがまたネタが出来れば更新したいなぁと思います。


一先ず、これにて。


貴重なお時間を使って読んでくださり、心から感謝いたします。


ありがとうございました!


mira
2014.7.4



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