放課後は、図書室で密会
「別に茅は最低じゃないよ?
気付けたんだから十分だよ。」
「ありがと……ちな……」
「じゃあさ!折角文化祭もうすぐなんだからそこでコクっちゃいなよ!」
「うっ、へぇ!?」
「善は急げ、でしょ?」
「無理無理無理無理」
千夏は私の腕を何度もべしべし叩く。
「痛い……」
「何弱気になってんの!?
向こうは茅のこと好きなんだから、強気で挑みなさいよ!」
そんなこと言ったって……
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