放課後は、図書室で密会




「……っ!違う!なんでも…………っ……」




また涙が溢れてくる。



泣くなバカ……



千夏にもっと可愛い告白を指南してもらうつもりだったのに……。



もっと……余裕のある……。



環方くんが私に近づく。



「……なんて言った?」



環方くんの表情を見る。


あれ……。


口の端をつり上げて、楽しそうに笑っている。



あれ!?




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