放課後は、図書室で密会
茅の頭に手を添え、
少しかがんで目線を合わせた。
「うぅ……早くして……」
「何?してほしくて仕方ないの?」
「違うよー!誰かに見られたらご近所さんに噂されちゃう!」
「わかってるっつの。」
素早く、
触れるだけのキスをした。
「うん。満足。」
「……//」
いつまで経っても照れるのな。
「カワイーやつ。」
「かわいくない!じゃーね。
ありがと。おやすみ!」
茅は家の中に駆け込んだ。
その姿を見た後、微笑みながら帰る俺は相当キモかっただろう。