放課後は、図書室で密会
「お前が俺の線路に来ることはないわけ?」
それって……
環方くんに恋することはないのか?
ってことだよね……。
もうとっくにそっちの線路に行きたくて仕方ないけれども……。
『環方くんに告白するの禁止。』
「ないよ……。」
「ふーん……」
環方くんはソファーを降り、私の前にあぐらをかいて座った。
「なんで?」
「だって……」
「ルール違反?」
「えっ!」
なんで知ってるの!?