放課後は、図書室で密会
「やっぱり勝手に着いていくのは……。」
「じゃあ今電話しよーよ!
誰と来てるの?友達?」
「彼氏……。」
茶髪の人は少し驚いたような顔をした。
「彼氏、ひどいこと言ったの?」
「いえ……。元カノさんと……再会して、
一緒に回ってるんです……。」
なんでこんなこと知らない人に言ってるんだろう……。
余計悲しくなる……。
「それはひでーな……。」
茶髪の人は優しく私の頭を撫でた。