放課後は、図書室で密会




「肩、

寄りかかっていいよ。」



「……。

ありがとう……」




いつもなら絶対拒否してる。




少しずつ視界がぼやけてくる。



まぶたが重い。




環方くん……




環方くん……




好きだよ。




さっきから何度も何度も

頭のなかで繰り返されている言葉。





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