放課後は、図書室で密会





「……呼んだから!

もう寝かせてよね!」



恥ずかしくって、

私は環方くんの肩と背もたれの間に顔を埋めた。(←どんな寝方だ)




「……はぁ……。

ホント……これだから焦るんだよ……。」




「…………。」




聞こえないふりをするが、

環方くんは体をねじらせ、

私を正面から抱きしめた。





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