放課後は、図書室で密会
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「えっと……じゃあね……」
「ああ、おやすみ。」
環方くんは私を家まで送ってくれた。
ああ!
公共交通機関でキスなんかしてしまった……!
いや……フツーかな。
フツーか……。
遠ざかる環方くんの背中をじっと見つめる。
『愛してる』
確かに聞こえた
愛の言葉。
また鼓動が速くなる私を知ってか知らずか
環方くんはなにかを思い出したように
踵を返して戻ってきた。
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