放課後は、図書室で密会




「はぁー、面白かった。」


クラスの応援席に戻る途中、
環方くんは満足そうに言った。



「なんであんなお題で私連れていくの!」


「アホってお前しか浮かばなくて。」


「ひどいっ!」


環方くんの背中をポカポカ叩く。


しかし、両手首をいとも簡単に捕まれ、
動きを封じられた。


「ちょっ、触んないで……」



照れるからっ


私が環方くんを好きなのバレちゃうから!




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