放課後は、図書室で密会




「好きだよ。茅。」



「っ!!」



「キスしていい?」



「ダメっ、ダメ……」



「顔が拒否してない。」



環方くんの顔が少しずつ近づいてくる。




あ……でも……


拒否できない……。




だって……ホントは

私の方が環方くんのこと大好きだもん……。










「目、閉じて」






私はゆっくり目をつむった。





静かな空間で私たちは唇を重ねた。














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