あたしが恋した総長
しばらく歩いて、屋上があるであろう階段を上がり、
それらしき扉に手をかけ、開ける
開けた先には
5人のいかにも不良の男が座っていたり
寝転んだりしていた
その中の一人に目が止まり
「あ。」
と声が出た
そいつは目を見開いたと思ったら
ふっと笑って
「ここへ座れ」
と自分の隣を叩いた
「遠慮する、失礼しました」
そう言い、出ようとして、扉に手をかけたら
ダンッ
と音がして、少し開いていた扉が閉まった