あたしが恋した総長
そうこう考えているうちに
海の水はだっこされてるあたしの肩の下ぐらいにきた
優「龍毅……」
龍「なんだ、怖ぇのか?」
優「怖く……ない、」
龍「そうか」
そう言ってあたしを離した
優「うわっ!ちょっ……!!」
溺れる……!
そう思ったとき
龍「だから強がるなって言ってんだろ」
そう言ってまただっこしてくれた龍毅
優「ケホッケホッ……!だからって離さなくてもいいじゃないの!溺れるかと思った……」
龍「少しは自分が意地っ張りってのが分かるかと思ったんだよ。悪かった」
優「…少しは自覚あるんだよ、でも素直になれないの。あたしこそごめん」
龍「少しずつ直していきゃいい」
そう言ってチュッと額にキスをしてくれた