あたしが恋した総長



優「誰もいないじゃんか」


北校舎裏に来たものの


誰もいない


優「しょうがない、座ってよ」


近くの階段に腰を掛け待つ



少しして人の気配を感じて


その方向を見ると


ケバいパンダ女が4人、こっち歩いてきていた


女1「あーー!ちゃんと来てんじゃん!」


女2「ビビって来てないと思ってたー!」


きゃははっと笑うパンダ女たち


優「手紙はあんたらがしてたの?」


女2「そうよ!あんたいきなりこの学校に来て龍さまの女になるなんて調子に乗りすぎよ!」


女3「どうせ体使ってたぶらかしたんだろ!」


女4「じゃなきゃ、こんな女を龍さまが相手にするわけない!!」


散々言われてプチッといきそうなあたしに


リーダーっぽいやつが


女1「龍さまは皆のものなのよ!幹部の皆さんだって!近づくんじゃねぇよ!!」


と言った


ブチッときたあたしの頭


少しドスのきいた声が出てしまった


優「龍毅たちはものじゃねぇ。どうせてめぇら地位と顔だけで好きになったやつらだろ。そんなやつに指図されたくないし、従うつもりもない」


女2「な、なによこいつ!」


女1「思ってた以上にムカつく!!」


女4「ねーもうヤっちゃおうよ」


女3「そうだね!」


女1「じゃあ、来て!」


女がそう言った瞬間


男がゾロゾロ出てきた



人数は5、6人


あぁ、やっぱりそういうことか


端から話し合いじゃ終わらないだろうとは思ってたけど、襲わさせるとは思わなかった








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