あたしが恋した総長


そして中学生になったあたし


中学校は小学校のときのやつらがいない


少し遠いところにした


そしてあたしはそのころから


夜の街に行くようになった


あの家に居たくなくて




そしてある日


あたしは変な男3人に絡まれて


1人は倒したもののあと2人残っていたとき


ボコッ


バキッ


と目の前の男たちが吹っ飛んだ


何事かと後ろを見てみると


一人の男が立っていた


それが鳳龍2代目総長 秀との出逢い


秀「いやー、君大丈夫だった?」


優「大丈夫です、ありがとうございました」


秀「なら良かった!にしても君、中学生だよね?こんな遅くまでこの街にいちゃいけないよ」


優「助けてもらったのには感謝してます。でも見ず知らずのあんたにそこまで言われるすじあいはない」


睨みつけながら言ったあたしに秀は目を見開き
驚いていた


そして


秀「ははっ!面白いね、君。…………ねぇ、俺に着いてこない?行くとこないんでしょ?」


図星をつかれたあたしは渋々着いていくことにした


秀「俺は秀!君は?」


歩きながら質問された


優「優梨」


秀「優梨、ね!今から行くとこは俺の仲間のとこ。そこで優梨に仲間をつくってほしいんだ」


優「そんなのいらない。人なんてどうせ裏切る生き物。だったら最初からそんなものはいらない」


手のひら返しで裏切られると知ったあの時から


人を必要としないと信じないと心に固く決めた


あんな思いを2度としないように



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