あたしが恋した総長
秀「優梨の過去に何があったかなんて俺は知らない。でもそんな悲しいことを言うな」
優「綺麗事はやめて!人なんて簡単に他人を傷つける!!」
秀「俺の仲間は、絶対に裏切ったりしない!仲間を傷つけたりしない!!」
秀が大きな声をだし、真剣な表情をしていたから驚いた
だからか、あたしはその後着いた鳳龍の倉庫にいた皆を少しだけ信じてみようと思った
それから毎日のように倉庫に行っては
皆と話したり遊んだりした
そしてある時
秀「なー、優梨。鳳龍に正式に入らねぇか?喧嘩は俺が教えるし、お前は筋が良いと思う」
優「んー、別にいいけど……」
あの日、男を一人だけ倒せたのは
小さいころ、剣道、柔道、空手を習わされたから
大きな会社だから、万が一のために護身で
でも飽きて3年ほどでやめてしまった
だからほんの少しだけ喧嘩はできるのだ