あたしが恋した総長
お互いがお互いを必要だと好きだと
再認識したあたしたちは
その日は体を休め
明日、あたしの家に行くことにした
無事に二人でこの家に戻ってこれるように祈りながら
そして朝
少しだけいつもより早くに起きて
準備をして家を出る
龍「組員も連れてくか?俺の護衛で下の階に何人か住んでるし」
優「そうだったの?でもいいよ、龍毅がいてくれてるから、あたしは怖くない」
組員さんたちは今度あいさつに伺おう
護衛してもらわなくてもあたしは大丈夫だよ
あなたが傍にいてくれるから
あなたに危険が迫れば、あたしが盾になるから
何があってもあなただけは…………失いたくない
心に強く、決め
龍毅のバイクに乗り、あたしの実家へ向かった