あたしが恋した総長
リビングのソファに座り口を開いたのは
父「お前は相沢グループの息子と結婚してもらう」
父親のありえない一言
優「は?あたし絶対にしないから!そんな結婚!!」
その話しには隣に座っている龍毅もさすがにピクッと反応した
父「俺の会社を大きくするためにお前は結婚するんだ。黙って俺の言うことに従えばいいんだよ!お前は!!!」
ガンッ!とソファの前に置いてあるガラステーブルを蹴る
優「ふざけないで!あたしはあんたの言いなりにはならない!人形じゃないの!!」
父「黙れ!!」
あたしに殴りかかろうとする父親の腕を龍毅が掴む
龍「そんなやつと優梨を結婚させませんよ」
ギリギリと父親の腕を掴んでいる手に力を入れるのが分かった
父「くそっ!うぁっ!!なん、なんだお前は!!」
龍「あんた、今まで優梨に何してきたか分かってんのか?さっきだって何しようとしてた?」
父「黙れ!!お前に、関係ないだろうが!!」
父親が龍毅を蹴ろうと上げた足を、龍毅が払って父親を突き放す