あたしが恋した総長
二人で扉から出ると
色とりどりの頭の色を男たちが
たくさん居て、あたしは好奇の目を向けられる
上から下の子を
見下ろすようなかんじで立つあたしたち
龍毅があたしたちより一歩前に出た瞬間
少しざわついていた場がシーンっとする
龍「知ってるやつもいるだろうが、こいつは鬼神の姫になった」
そういってグイッとあたしの腕を引っ張る
龍「優梨、挨拶」
優「ん、わかった」
そう言って、龍毅の腕を離し
階段を降りる