モデルの恋愛事情
それを察知したのか、質問された。
「えーうさちゃん、知ってる人?」
「違うよ!知らない人だよ」
「じゃあどうして動揺するわけ?」
「そ、それは…あたしのクラスメートにいるからで…」
そう言った途端眼を輝かせた。
「えっ好きな人!?」
「はぁ!?」
そんなわけない。新君を好きだなんて
あんな俺様絶対ありえない!
「なんでそうなるの?」
「だって普通反応しないでしょ?なんか意識してるって証拠よ」
意識なんてしてないし。ただ、同居することになっただけ。
「ほらほら、白状しなさいよ~」
証拠とか、白状とか、あなたは刑事さんであたしは容疑者?
「あー…店!着いたよ入ろ!」
あたしはなんとかして誤魔化した。
けど…
「で、どうなの?」
席に案内してもらい座ってからも知るもんされた。
「それは~」
そんなとき、店員さんが来た。
グッドタイミング。