好きになんてならない

「何やってるの?」

「探してるの。幸せを」

「クローバーか。じゃあ僕の幸せ分けてあげる」

そう言って彼はあたしにクローバーのキーホルダーをくれた。

「みて。おそろい」

飛び跳ねて喜んだのを覚えてる。

ねーあっくん。まさか先生になるなんてね


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