嘘と元カレとネックレス
とか思いながら、しっかりと他人のベッドで熟睡してしまったようだ。
カーテンの隙間から漏れる光が朝だと告げる。
はっ!と思い、服の中を覗き見るとちゃんと下着はつけていた。
夜な夜な何もされていないことに一安心。
ポケットからスマホを取り出すと、メールが一件入っていた。
内容を心得ると恐る恐るリビングへとつながるドアに手をかける。
キッチンで何やら料理している彼が見える。
「あの〜」
「あっ、起きたんだ」
「あの~、その~、ここどこですか?」