【短】想い出

あんたは知らないと思うけどさ、


「好きなの?」


あんたの彼女に聞かれたことがあったんだよ。

「好きだよ。」

なんて言えるわけないからさ、

「そんなわけないじゃん。あいつとは、ただの友達☆」


笑顔で答えるあたしがいた。その時の彼女の安心しきった顔見たらさ、ますますあたしの入る隙なんてないんだって思い知った。


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