1年間の幸せ。
ずっと、ずっと眠ってた。
クリスマスツリーを見て
キラキラ光るネオン。
目を覚ませば
目を腫らして見てる蓮斗。
喋りたいのに喋れない。
「どうした?」
蓮斗…今まで…ありがとう…
大好きだよ…
「ナースコール!」
蓮斗はすぐにナースコールを押した
少しすると先生が入ってきた。
「目を覚ましたんだね?大丈夫かな?」
私は、コクっと頷いた。
先生はそれを見ると少し不安気に
でていった。
「なあ…未流。誕生日おめでとう。」
私は目を見開いた。
「13歳。だろ?」
私は頷いて微笑んだ。
君に好きと伝えたい