1年間の幸せ。

ずっと、ずっと眠ってた。

クリスマスツリーを見て
キラキラ光るネオン。

目を覚ませば
目を腫らして見てる蓮斗。

喋りたいのに喋れない。

「どうした?」

蓮斗…今まで…ありがとう…

大好きだよ…

「ナースコール!」

蓮斗はすぐにナースコールを押した

少しすると先生が入ってきた。

「目を覚ましたんだね?大丈夫かな?」

私は、コクっと頷いた。


先生はそれを見ると少し不安気に
でていった。


「なあ…未流。誕生日おめでとう。」

私は目を見開いた。

「13歳。だろ?」

私は頷いて微笑んだ。



君に好きと伝えたい




< 137 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop