1年間の幸せ。
蓮斗が始めにことばにしたのは…
「死なないんだよな…?」
《うん》
その時とっさに嘘をついていた私。
「そっかっ、なら良かったなっ!
俺な明日退院すんだよっ、
お前は、いつ退院できんだろうな?」
通院…になるだろうな。きっと。
《どうだろうね。てか 私
学校言ってもいいって。》
「まじか!なら通院だっけ?
それになんのか?」
《うん まだ親に言ってないけど》
「お前どこの学校いくんだよ?」
《石井》
前書いていたやつをみせた。
「え…ほんと?」
《うん》
「俺とおんなじじゃん」
私は、目を見開いた
まさかおんなじとは…
《中学に入って
学校まだ行ってないの?》
「うん、そうだよとりあえず
来週からいくつもり。」
《そうなんだ。》
私も行きたいな。
いつの間にか夕食の時間になってて
私は、部屋に戻った。