1年間の幸せ。
私は、隠れるように
だらだらとついていく。
「そんな隠れないの!んっとに〜」
隠れるでしょうがぁ…
「あ、着替え終わったか?」
れ、れんと!?
「うんっ♪ばぁっちりね♡」
「てか、未流は?」
え!?わたし!?
「ここにいるわよー」
そういって、手を掴まれ
前に出された。
えぇ!?
「み…る…」
すぐさま赤面になるれんと。
「あれれ、どうしたの?」
キ、キイ…
「おいおい、キイ見てみろよ。
これ見たらこいつも赤面なるだろ」
そういって私を指差した。
私ですか…?
ええぇ!?
「あ〜ほんとだね」
「でしょお?可愛いもんねぇ♡」
「未流!行くぞ」
そういって、強めに私の手首を掴んだ
蓮斗は、前に歩き出した。
「…可愛すぎだってば」
そんなこと言われれば私だって
恥ずかしくなる。