1年間の幸せ。
蓮斗side

俺は、今誰かわからない男を殴った。

『うぜぇ…』

イラつく。
そんな言葉しか頭を回ってなかった。

もう一回殴ろうとしたら
未流に止められた。

今にも泣き出してしまいそうな顔で。

ポロポロと泣き出した未流。

どうしよう。と、とりあえず。

『人けのないとこいくか。』

そう言うと、軽く頷いた未流を連れて
向かった。



蓮斗side end
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