1年間の幸せ。

「おかえりー」

ドアを開けて下駄を脱いでると
お母さんが おかえり そう言った。

頭を少し下げた。

「どうだったー?」

私は、急いで携帯を取り出した。

《いい感じだったよ》

そういって、へらぁっと笑った。

「よかったじゃないっさっさとお風呂入って寝ちゃいなさいよー」

頷きながら、部屋に戻った


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