牢屋からの出会い
コンコンと汚く色あせた扉を叩く。
中から
「どーぞ。」
っと小さい声が聞こえた。
「しっ、失礼しまぁ〜す。」
遠慮しがちに入ると中も汚くてでも、私たちと同じ感じだった。
でも、ゲーム持ってきてる…
ゲームをしている人が話しかけてきた。
「誰?」
「あ!えっと…ここの担当になった戸田愛って言います。」
「お!女子じゃん!!」
「おっ、お願いします…」
顔を見ると、凄くカッコイイ…イケメンさん。髪は、金髪でピアスもジャラジャラ。
「俺は、相田朔。3年だ。」
「よろしくお願いします…」
相田先輩は耳のピアスだけじゃなかった…舌にもピアスが付いてる…
「それじゃ、失礼しました。」
少し、早足で部屋を出た。