牢屋からの出会い
バフッ!!
部屋に戻り、ベットにダイブする。
まだ、3時前…
とりあえず私は、お母さんに電話をしたが、やっぱり出なかった…
私には、お母さん。お姉ちゃん。が居る
お父さんは、私が産まれる前にお母さんと離婚してしまった。
だけど、お母さんは、私を産んでくれた
お姉ちゃんは、もう社会人。
5つ年上のしっかりした優しいお姉ちゃん。
お母さんは、私が小さくても、家に帰ってこないで、ホテルで泊まってまた仕事に行く。
だから、私は1人が多かった。
お姉ちゃんもバイトをしていて、小学生の頃から、掃除、洗濯、料理は、誰よりも出来ていた。
起こしていた体をまたベットに預ける。
「……」
寝転びながらケータイをいじる。
LINEがいっぱい来ている…
中学生の頃のグループだ。
内容は、
〜高校どう?〜
〜どっか、皆で行こうぜ〜
〜高校ヤバイ〜
そんな内容だった。
私はケータイを投げつけ、ゆっくりと目を閉じた。