幼なじみの大ちゃんにlove
【Side美咲】
放課後。
「美咲帰るぞ~」
「はーい!じゃあ、またね優♪」
「はいよっ!」
そう言えば最近寒くなったなぁー…
もう気づけば10月月後半かぁ~!
早いなぁー…
「美咲」
「へ、何?」
「ほら」
ん?何だろ…。私に手を差しのべて…まさか!!
「飴がほいしなら言ってよね!今、かばんから出すから」
「…飴じゃねーよ!(笑)手」
「手?」
「はぁー…ったく」
ーグイッ!
「へ?」
「手を繋ごうってことだよ。これで暖かいだろ…?////」
「うん!とっても暖かい…////」
手どころか、心の中がポカポカする
なんか暖かい気持ち…
【Side杏莉】
…バカみたい!!
私があんなやつのために、自ら行動するなんて!
しかも玄関で待ち伏せ…
迷惑かなぁー…
「あれ?ANRIだ。どうしたんですか?」
あら、とても可愛い子…!!
メイクも完璧!!
「大輝くん知らないかしら?」
「大輝くんなら、今さっき出て行ったけど…」
嘘っ!!
「ありがとう!じゃあ」
急がないと!
「ANRIまさか…大輝くんのこと。美咲がまたピンチな予感…」
あっ!いた♪
「大輝くー…って、隣の子は誰?まさか…彼女!!?あ、少し顔見えた!あれって…美咲さんじゃない…!?は?だってあの2人友達だって言って…」
まさか、この私を騙したの…?
…許せない…赤嶺美咲
そしてどんな手でも奪ってみせる…