幼なじみの大ちゃんにlove





【Side美咲】



うーん…


なぜか通行量の多い通りに来た



ここには大ちゃんがいない気がするんだが…



「ANRIさん。本当にこんなところに大ちゃんがー…」



ードンッ!!


「へ?わぁ!!!」


ヤバイヤバイ!!!


車が来たーーーー!


死ぬ…あぁ、大ちゃんさようなら…



「美咲!!!!」


え?大ちゃん…???



ードンッ!


キキーー!!!!ドンッ!


「キャー!!!」


鈍い音


叫ぶ声…


一体なにが起きた…の…え?


大ちゃん…??


「大ちゃん!!!」


大ちゃんが…血だらけ…


一体なにが…あ!私をかばって…


「私は悪くないわ…。私は…」



…ANRIさん


とにかく今は救急車!!


「すいません!救急車をお願いします。場所はー…」



気持ちを伝えたかった


ただそれだけなのに…なんでこんなことになったの…神様?






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