幼なじみの大ちゃんにlove
隣のクラスの望くん
【Side望】
あれ?生徒手帳がない
どこかで落としたのかなぁー
「望どうしたんだ?机の中やカバンやら、制服のポケットやらゴソゴソしてさ」
「なんか生徒手帳をどこかで落としたみたい。一体どこで落としたんだろう…」
たぶん授業が始まる前だな
あの時、急いでたからなぁー
あ!そう言えば誰かにぶつかったような…
たぶんその時に落としちゃったのかな?
「おーい、望!赤嶺さんがお前に用事があるって」
赤嶺さん?
「分かった!今行くー」
赤嶺さんって誰だっけな…
まぁ、行けば分かるかな?
赤嶺さんが待ってる廊下に行くと、赤嶺さん(?)らしき人の後ろ姿を発見した
「君が赤嶺さん?」
「え…、違いますけど?」
嘘っ!!
「す、すいません間違えました!」
あぁ…恥ずかしい
ったく、赤嶺さんって一体誰なんだ!
「ぷ!ぷぷぷ…!(笑)」
僕が心の中で最大限に叫んでいると、後ろから笑い声が聞こえた
振り向くとそこには、すごく可愛い女の子が立っていた
「あ、笑ってごめん!(笑)私、赤嶺 美咲って言います」
赤嶺 美咲…。あぁ、僕を呼んでいたのはこの子か!