愛シテル
無事に式が終わり、教室へ行くと
彼女がいた。
「さっきぶり。」
僕が声をかけると彼女は「さっきの!」
と言って笑っていた。
「君、名前何て言うの?」
初歩的なことをすっかり忘れてた僕
「あ、申し遅れました!!桜庭里菜(さくらば りな)です!!里菜って呼んでください!!」
里菜も「そういえば」って顔をしながら教えてくれた。
「僕は井崎秀哉。秀哉って呼んでね」
僕はにこりと微笑んだ。
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