ホワイトデーのチョコレート『短編』



「俺も…………、俺も汐空ちゃんが好き!!」










私は一樹先輩と、しばらく抱き合っていた。




一樹先輩と付き合ってるなら、このチョコレート、いらないよね?









――グシャっ




私は一樹先輩からもらったチョコレート以外のチョコレートを、捨てた。











************




「汐空ちゃんっ!」



次の日に生徒玄関でチョコレートをくれた、男子たちに話かけられた。








一応、にこっと笑う。
















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