ぜってぇ、離さねぇから【短】
「あまり、可愛くないよ…?」
そう言うと、未咲は鞄からお弁当箱を取り出した。
赤いチェックの袋に入った、お弁当。
「中身も確認っ」
なぜか浩樹の目は、輝いていた。
「んー…」
唸りながらも渋々お弁当のフタを取ると、二段になっていて一番下には白いごはん。
二段目には、おかずが詰められていた。
「これ、お前が全部作ってんのか?」
「うん…」
恥ずかしいから早くみんなのところへ行ってほしいと願うのに、浩樹は全く動かない。
そう言うと、未咲は鞄からお弁当箱を取り出した。
赤いチェックの袋に入った、お弁当。
「中身も確認っ」
なぜか浩樹の目は、輝いていた。
「んー…」
唸りながらも渋々お弁当のフタを取ると、二段になっていて一番下には白いごはん。
二段目には、おかずが詰められていた。
「これ、お前が全部作ってんのか?」
「うん…」
恥ずかしいから早くみんなのところへ行ってほしいと願うのに、浩樹は全く動かない。