さよなら

好き…でした

「森ノ宮さん。ちょっといいかな?」


ゆっくりと君が振り向いた。


クラス会で盛り上がっているカラオケルームが僕たちの周りだけ静かになったった気がした。


「柏くん…?
どうしたの?」


にっこりと微笑む彼女は天使のように美しく見える。


「今日でお別れだから…」



一瞬彼女の表情が曇った気がした。




「じゃあ、話そうよ!柏くんとあまり話したこのがないもの」




嬉しそうに微笑む彼女は儚い雰囲気を持っている。
< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop